砂糖の温度による変化
砂糖の温度による変化と砂糖の状態、本「砂糖の辞典」を参考に記載。
温度 状態 水中で急冷した状態と用途
101~102 細かい泡の沸騰 細い糸状に落ち、さらりとすぐ水に溶ける。
果実甘露
103~104 底から大小の泡が 粘りのある広がり方で水に溶ける。
立つ沸騰 シロップ煮
105~106 底から大小の丸い 直球状に底に沈み、のち溶ける。
泡が立つ沸騰 シロップ(ケーキ塗り)
106~110 4cmくらい、 直球状に底に沈み、のち溶ける。
短く糸を引く メレンゲ、バタークリーム、マロンペースト
111~112 輪につけて吹くと とりもちのようにやわらかい
シャボン玉になる。 すりみつ、シャリがけ
113~115 輪先から丸い球が 急冷したものは取り出して丸めることができる。
はなれて飛ぶ フォンダン、メレンゲ
116~118 泡がなべ一面 丸めたものを噛むとゴム状に歯につく
にできる。 ファッジ
121~125 泡に粘りが出て 丸めると弾力のある球で、歯でかむと
くる。 粘りを持ちながら割れる。
キャラメル、ソフトバター
130~132 粘りが強くなる。 糖液がすでに硬く指先で丸めにくい。
タフィー
135~138 粘りが強くなる。 糖液がすでに硬く指先で丸めにくい。
バタースカッチ
141~145 粘りのため 固まりは歯でかむともろく崩れやすい。
糸を引く ドロップ
150~155 粘っている隅から 固まりは透明、音を立てて割れ砕ける。
糸がつき始める。 あめがけ
158~160 色が広がり、砂糖 固まりは透明、音を立てて割れ砕ける。
の結晶に戻りにくい 飴細工、シュクルフィレ
161~170 全体に淡い黄色 淡黄色で透明、もろく崩れやすい。
がつく べっ甲飴、ヌガチーヌ、プラリーヌ
170~185 淡褐色のよい香味 淡褐色で透明、香ばしくわれやすい。
となり粘りが少ない。 カラメルソース、パンケーキ用シロップ
190~200 黒褐色 着色用カラメル
0コメント